リーグ戦物販パイロット計画(検討中)

コンテンツ側のめどがあり、リーグ戦の物販ブースで協力が得られそう。1リーグ・1ブース・1〜2試合で、予約→受取時に検品+決済を検証する。事前決済は行わない。


1. なぜリーグ戦か

特徴 効き方
反復性 ホーム戦が複数あり、試合ごとに改善できる
文脈 チーム・選手・試合に紐づく限定商品が作れる
ピーク キックオフ前・ハーフタイム・試合後に集中
限定在庫 売り切れ・サイズ欠品が起きやすく、引当の価値が出る
既存運営 物販会社・ブースがあり、運営を委ねられる

最大の検証テーマは「コンテンツ→予約」の転換。決済の仕組みは従来の延長なので、そこだけ見ても強みは測れない。

会場参加型オークションは将来の可能性として整理済み(auction.md)。今回のテストでは実施しない。今のテストは「予約→受取→検品→決済」に絞る。


2. ソロの線引き(要相談)

役割 誰 ソロで可能か
ソフト開発(PWA/BE/連携) 自分 ○
初期設定・商品/在庫登録 自分+相手 ○
当日のブース運営 相手スタッフ 委任
検品・決済 相手スタッフ 委任
遠隔サポート(試合時間) 自分 ○
障害時のフォールバック 相手(既存POS/手売り) 委任
返金・在庫確定・日締め 相手 委任
  • 当日に自分が現地に立つ前提にしない。 立つなら「プロジェクト」であり、ソロではない
  • 遠隔サポート+Runbook+フォールバックで、試合日を回す
  • 現地に出る場合でも「同席」ではなく「立会い・改善」に限定する

3. パイロット設計(最小)

項目 内容
対象 1リーグ・1ブース・1〜2試合
チャネル コンテンツアプリ / 会場QR / 物販ブースQR
注文 試合前〜当日に予約(在庫引当)
受取枠 キックオフ前 / ハーフタイム / 試合後
商品 限定商品・サイズ展開。SKU は少なく
決済 受取時に Terminal(ブースの Square アカウント)
検品 商品・サイズ・数量。差異は交換/追加/取消
在庫 試合ごとの割当。引当は自前DB
オークション 今回は対象外(将来の可能性として auction.md に整理)
フォールバック 障害時は既存 POS / 手売り。予約はQR/紙で

4. 既存ブースとの関係(最初に確認)

  1. 販売主体(Square アカウント)は誰か(リーグ/チーム/物販会社)
  2. 既存 POS の有無。Terminal を我々のアプリにペアリングできるか(1台占有になる)
  3. 予備端末・予備回線の有無
  4. スタッフの端末(PWA)と会場の通信
  5. 売上・在庫レポートを誰が見るか
  6. 既存の物販オペレーション(列、釣銭、袋、返品)との接続

Terminal は同時に1つの POS アプリとしかペアリングできない。既存 POS と併用するなら、端末を分けるか、我々のアプリに切り替えるかの判断が必要。


5. KPI

指標 見たいこと
予約数 / 試合 コンテンツ→予約の転換
受取率・ノーショー 予約の質と TTL の妥当性
受取待ち時間 行列削減の効果
ハーフタイム処理数 ピーク耐性
売り切れ率 在庫引当の妥当性
追加売上 機会損失の回復
誤検品・交換・返金 現場の負荷
スタッフ操作時間 習熟と UI の良し悪し
客の満足度 「簡単だったか」

6. 成功基準(仮)

  • 予約の受取率 70%以上
  • 受取待ち時間が現状比で短縮
  • 追加売上がプラス
  • 重大障害ゼロ(障害時もフォールバックで営業継続)
  • スタッフが説明10分で操作できる

※数値は仮。初戦で基準を調整する。


7. 当日 Runbook(概要)

タイミング やること
開場前 在庫・価格・サイズ確認、端末接続、予約一覧、スタッフ説明
キックオフ前 予約受取、列整理、売り切れ表示の確認
ハーフタイム 受取専用列。検品→決済の短縮
試合後 残在庫、返金、締め、データ確認
障害時 フォールバックへ切替、紙で記録、復旧後に突合

8. リスク

リスク 対策
会場の通信不良 事前予約、予備回線、フォールバック
Terminal の占有 端末を分ける/切り替えを事前合意
ライセンス・許諾 リーグ/チーム/物販会社と事前確認
スタッフの習熟 10分説明+1枚マニュアル+当日サポート
ハーフタイムの時間 受取専用列、事前検品、サイズ別に配置
転売 数量制限、当日受取、会員コード
天候・屋外 端末・紙の防水、予備電源
既存 POS との競合 役割分担(予約は我々、飛び込みは既存)

9. 相談事項

  1. 販売主体と収益分配(誰の Square アカウントか、手数料か固定か)
  2. 運営の分担(RACI):検品・決済・返金・在庫を誰が持つか
  3. 端末・通信・予備の提供元
  4. ライセンス/許諾の範囲(限定商品、選手名、ロゴ)
  5. パイロットの期間と成功基準
  6. 自分が現地に出るか(出ない前提で回せるか)

10. 次の一歩

  • ブース責任者と「RACI・端末・通信・フォールバック」を30分で合意
  • 1試合分の商品・在庫・価格を確定
  • 予約導線(コンテンツアプリ内 or QR)を決める
  • 当日 Runbook と1枚マニュアルを作る
  • 初戦の KPI を記録し、2戦目で改善する

11. 将来の検討(今回は実施しない)

  • 会場参加型オークション(決勝牌など): auction.md
  • 事前決済・配送・会員ポイント: それぞれ別フェーズ
  • リモート入札: 事前登録・保証金・保険付き配送が前提